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【アプリ不要】パソコンにAndroid端末を低遅延/高画質でミラーリング・操作する方法【Android 12対応】

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以前からスマホをパソコンで操作で操作する方法はいくつかありましたが、映像がなめらかではなかったり、別のアプリが必要だったりと、快適に使えるものはほとんどなかった覚えがあります。

今回紹介する「scrcpy」は、Android端末側はアプリ不要で、USBデバッグを有効化するだけで滑らかなミラーリングが可能で、パソコンからの操作も可能となります。

パソコン(Windows)側はソフトは必要なものの、インストール不要で使えます。

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使用するソフト

オープンソースで開発されている「scrcpy」を使用します。
これはAndroid5.0以降に搭載された機能を用いて快適にミラーリングが行えるソフトウェアです。

特徴

  • Android 12にも対応
  • 画面が明るい(スマホの輝度設定に左右されない)
  • 高画質(1920×1080以上も可能)
  • 高フレームレート(30~60FPS)
  • 低遅延(70~100ms)
  • Android側にアプリ不要
  • PCから操作も可能
  • ロック画面のミラーリング/操作も可能

このように、ミラーリングソフトとしての要点をバッチリ捉えています。
特に高画質かつ高フレームレートというのは録画アプリだけだとなかなか難しいと思います。
また、PCからマウスでタップ操作が可能です。
キーボード入力も可能なのですが、私の環境では配列が崩れてしまっていて使い物になりませんでした。

※端末やAndroidバージョン、パソコンスペックによってはFPSが安定しなかったり、遅延が発生する場合もあります。

欠点

  • ワンセグなど制限がかかっているアプリではミラーリングされない
  • 音声は入力されないので別途ケーブル等が必要

音声出力端子(イヤホンジャック)がない機種で音声も録音したい場合、変換ケーブルアダプタ等を用いて音声を出力する必要があるため少し面倒ではあります。

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ダウンロード

Releases · Genymobile/scrcpy
Display and control your Android device. Contribute to Genymobile/scrcpy development by creating an account on GitHub.

Windows版のみリリースされています。32bitなら「win32」、64bitなら「win64」を選択します。

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導入方法

PC側はソフトの解凍、Android側は端末の設定が必要です。また、パソコンはADB環境が整っている必要があります。ADBを使用したことのない方は以下の記事で導入しておきます。

Windows 10/11でADB/Fastbootコマンドを簡単に使えるようにする方法+よくあるQ&A
Windows環境でADBを簡単に導入する方法と使い方を紹介します。同時に「fastboot」コマンドも使えるようになります。ADB/Fastbootのファイル、およびUSBドライバを「Android Studio」から取得できる最新版に置

PC側の操作

先程ダウンロードした「scrcpy-win64-v1.18.zip」を開き、中のファイルを取り出します。適当に「scrcpy」などのフォルダを作成しその中にコピーしましょう。

これでPC側の準備は完了です。

Android端末側の操作

USBデバッグの有効化を行います。

端末の「設定」を開き、「システム」をタップ

「端末情報」をタップ

「ビルド番号」を何度かタップします。

すると以下のように表示されます。(ロックを設定している場合、入力を求められます。)

次に、「戻る」ボタンを一度タップ

「開発者向けオプション」をタップ

「USBデバッグ」をタップし、チェックを入れます。

これでAndroid側の設定も完了し、使用できるようになります。

実際にミラーリング・操作を行ってみる

USBケーブルでAndroid端末とPCを接続します。

そのとき、以下のような表示がされた場合は、チェックを入れて「OK」をタップします。
これをしておかないと操作やミラーリングができなくなります。

次に、パソコンで解凍したファイルの中にある、「scrcpy.exe」をダブルクリックで実行します。

するとスマホの画面がPC上に表示され、操作も可能になります。

横画面にするとウィンドウもしっかり横になります。

その他、ウィンドウのサイズ変更や最大化も可能です。

実際の操作感と動画の滑らかさを動画に撮ってみました。非常になめらかに表示されている事がわかるかと思います。

遅延についてもかなり少なく、以下のように実際の端末と並べてみても、ほぼ遅延がないことがわかるかと思います。(黄ばんでるのはモニターの設定のせいなので気にしないでください...)

また、録画アプリでありがちですが、処理が重く、端末側がカクカクしたりする、ということもなくサクサク動いています。さすがに重いゲームをすれば多少は差が出てしまうかもしれませんけどね。

ショートカットキー

ショートカットキー動作
Ctrl+Fフルスクリーンモードに切り替える
Ctrl+Gウィンドウの左右比を1:1に変更
Ctrl+X / ダブルクリックウィンドウサイズを端末の画面にあわせる
Ctrl+H / 中央(ホイール)クリックホームボタン
Ctrl+B / 右クリック戻るボタン
Ctrl+Mアプリ履歴ボタン
Ctrl+”+キー”ボリューム+
Ctrl+”-キー”ボリューム-
Ctrl+P電源ボタン
画面上で右クリックスリープ解除
Ctrl+Vパソコンのクリップボードの内容を端末に貼り付け
Ctrl+IFPS(フレームレート)の表示の切り替え
Alt+N通知パネルを表示

録画は別ソフトで

このソフトはあくまで操作と表示を行うソフトであり、録画機能はありません。そのため、録画を行いたい方は別にソフトを用意する必要があります。

Windows10以降の場合は、「Windowsキー」+「Gキー」を同時押しすることで「ゲームバー」による録画機能が使用できます。

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