スマホでもそのまま使える超高速SSD「Sandisk Extreame Portable」を買ってみた

最近YouTubeへのアップを始めた影響で、大容量データの移動を頻繁に行うようになったのですが、現在使用している外付けHDD(WD Elements 2TB)はやはり速度が遅い。そして、効果音など細かいファイルを一気に移動させたい場合にはとてるもなく遅くなります。

そして、HDDは物理メディアということで、消費電力も大きいという短所もあります。Androidスマホ・タブレットで使用する場合だと、2.5インチHDDは電力不足で動いてくれません。

それなら外付けSSDを買ってしまおうということで、今回は「SanDisk Extreme Protable」を買ってみました。SSDは物理メディアではないこともあり騒音がなく、その他にも「速度が圧倒的に速い」「消費電力が少ない」「振動に強い」と、まさに持ち運びにぴったりなメディアとなっています。

目次

開封

今回購入したのは「SanDisk Extreme Portable」500GBモデルです。

中身は本体とType-Cケーブル、USB-C to USB-A変換アダプタ、データ復旧ソフトのライセンスで以上。

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外観

サイズはもう少し大きいと思っていたのですが本当に小さい。小さめのUSBメモリを4つ並べたくらいのサイズ。

※左側はWD Elements 2TB(2TBの外付けHDD)

接続はUSB Type-Cで接続し、USB 3.1 Gen 2で動作することも可能です。

ベンチマーク

USB3.1 Gen1とGen2での差は思っていたよりも出てないですね。内部的にSATA接続されているのだと思います。

まあこの速度で困ることはないはずですし、個人的にはランダムR/Wが早ければ満足なのでSSDの時点で合格です。

USB3.1 Gen1(Max 5Gbps)接続
USB 3.1 Gen2(Max 10Gbps)接続

比較用

Western Digital Elements(2TB HDD)
M.2 SSD 512GB(SP512GBP34A80M28)

【追記】内部接続が「NVMe」のより高速なモデルも

私は購入したものは、内部でSATA接続がされていると思わますが、より高速な「NVMe」接続となった新型「SanDisk Extreme Portable V2」も発売されています。最高速度は約2倍の「1050MB/s」となっています。ただ、その分高価であること、 また、USB3.1 Gen2対応機器でないと速度の恩恵は受けられないので注意です。

個人的にはSATA接続でも必要十分な速度と感じるので、安価なSATA接続のモデルを選ぶのもアリだと思います。

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AndroidスマホでもUSB3.1で動作!

最近のスマホ、特にハイエンド帯のスマホはUSB3.1に対応しているものも多く、P30 Proもその内の一つなので、高速に動作してくれます。Type-Cなのでスマホでもタブレットでもパソコンでもそのまま使えるのは本当に便利です。

動画データを移動時には230MB/sとHDDを超える速度で転送できています。

ベンチマークも測ってみた

A1 SD Bench」で測定しました。流石にパソコンでの速度には及びませんが、これだけ速度が出ていれば困ることはないでしょう。

発熱による速度の低下も少ない

割りと軽視されがちな点なのですが、SSDは連続で書き込みなどをすると結構発熱します。当然、発熱が大きいと速度の低下を招きます。私のパソコンで使用しているNVMe接続のSSDは特に発熱が大きく、最高速度こそ早いものの、2分程度連続で書き込むと速度が5分の1程度まで落ちてしまい、結果的に時間がかかってしまいます。

今回購入したSSDは、無理な小型化をしていないことや、SATA接続で速度も控えめなのが相まって、体感できるほど速度が低下するということはありませんでした。以下は1MB以下のファイルを35GB程度書き込みしたときの速度。ほとんど低下していないのがわかるかと思います。

書き込み開始直後
20GB書き込み後
35GB書き込み後

OSやゲームの起動などであればほぼ問題にはなりませんが、大容量のデータ管理にSSDを使用している方には重要なポイントとなります。SSDを購入する場合にはよく確認するのがオススメです。

価格と購入先

購入した時点での価格は500GBモデルで「¥10183」でした。小型モデルということもあり、2.5インチサイズのSSDと比較するとまだ値は張りますが、SSDも本当に安くなりましたね。

※現在はより高速になった新モデルに変更されています。デザイン等は同じです。

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【追記】更に小型なSSDも登場

別のメーカーになりますが、最近はNANDチップの小型化が進み、以下のようなUSBメモリサイズの製品も出てきています。流石に今回のものより速度は劣りますが、十分高速な上、発熱もそこまで大きくありません。

実際に購入して以下の記事で速度や発熱について紹介していますので、ぜひご覧ください。

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