2022年も折り返しということで、今年の前半に購入したもので良かったもの/後悔したものを一覧で紹介します。
買ってよかったもの
Lenovo Legion Y700
今年購入したものの中でダントツ一位で良かったものです。これはLenovoから発売されたAndroidタブレットで、ここ数年ほとんど発売されていない小型サイズのハイエンドタブレットです。
ゲーミングタブレットということでスペックも抜かりなく、SoCにはSnapdragon 870、RAMは8GBと十分すぎるほど高性能です。小型タブレットでここまで高性能なのはこれとiPad miniくらいしかありません。
ただ、利点ばかりではなく、大きな欠点として中国版しか発売されていないという点が挙げられます。ただ、私はもともとGSIを導入して使う予定だったのでこの点は問題なし。Android 12LのカスタムROMを導入する方法は以下で解説しています。
私は現在「CrDroid」というAndroid 12LのGSIを導入して使用していますが、Google PixelのUI/操作感でMagiskでカスタマイズも可能、顔認証にも対応しているなど、かなり理想的なタブレットに仕上がりました。
カスタムROMの導入をしない場合でも、GooglePlayの導入に一手間必要など、万人におすすめできるタブレットではありませんが、カスタマイズに自信がある方には非常におすすめなタブレットです。
中国でしか発売されていないため、海外通販で個人輸入が必要です。GIZTOPが一番手軽に購入できてそこそこ安いです。最安値は京東(ジンドン)のようですが、私はまだ使ったことがないのでオススメはしません。
DELL 27インチ 4Kモニター(S2722QC)
DELLのPCモニターです。動画視聴やゲーム用として購入しました。特に4Kである必要はありませんでしたが、4Kにしては結構安価だったのでこれを選択。
DELLのモニターの特徴の一つはスタンドが高機能なこと。以下のように、片手で高さ調整が可能で、縦向きに変更することも可能です。
接続ポートも必要十分。USB-Cも搭載。
ポートも豊富で、HDMI×2に加え、USB-Cポートも搭載しています。USB-Cを搭載したノートパソコンなどを接続すれば、ケーブル一本で映像出力、充電が可能で、更に右側のUSBポートも使用可能となります。
機能・設定項目も結構豊富で、PiP/PBPにも対応しているため、複数の入力を同時表示することが可能。また、電源LEDの設定も可能となっています。
壁掛けにて取り付け
せっかくの高機能スタンドですが、今回は使用せず、壁掛けで取り付けしてみました。
使用したのは以下の壁掛けキット。壁掛けといえばコストがかかるイメージでしたが、27インチ程度であれば2,000円以下で購入できます。当然、壁に穴を開けることになるため賃貸では不可です。
取り付け後はこんな感じです。結構いい感じになったと思います。
目線の高さくらいに取り付けしたため、実質リングフィットアドベンチャー専用機になってしまっていますが…。
4Kである必要性…
Nintendo Switchは1080pまでの出力しか対応していないため、4Kは活かせていません…。とはいえ、発色もよく、内蔵スピーカーも普通に使えるレベルなので満足しています。
購入先
私はDELLの直販サイトで購入しましたが、購入時の価格は「42,384円」でした。Amazon等でも購入できますが、DELLは直販サイトでかなりお得なクーポンを配布していることが多いため、よく比較して購入することをオススメします。
リングフィットアドベンチャーはそろそろ4ヶ月目になりますが、未だにキツい…
withings Body+
スマート体重計です。リングフィットを始めるに当たり、どうせなら体重の推移も記録したいと思い購入しました。今回購入したのはWithing Bodyシリーズです。これはWi-Fi接続に対応した体重計で、3種類のバリエーションが用意されています。それぞれの特徴は以下です。
製品名 | 特徴 | 価格(Amazon.co.jp) |
---|---|---|
Withing Body | 体重測定のみ | ¥7,128 |
Withing Body+ | 体重・体脂肪・体水分率・骨量・筋密度の測定が可能 | ¥14,160 |
Withing Body Cardio | Body+の機能に加え、心拍数の測定が可能 | ¥18,680 |
今回購入したものは中間グレードにあたる「Withings Body+」。体組成計ということで、体重の他に体脂肪率や筋密度も測定できます。これらが不要なのであれば、「Withing Body」でも良いと思います。
スマート体重計は、スマホ連携が可能な体重計のことを指すことが多いですが、それにも大きく分けて2種類あります。
- Bluetoothでスマホと接続することで手動でデータの送信ができるもの。(安価)
- Wi-Fiに対応しており、設定を済ませれば以降は自動でデータ送信を行ってくれるもの。(やや高価)
後者は設定さえ行えば、以降は何も考えずに体重を計測すれば自動で記録・保存してくれるので、データを残したいという方はこちらがおすすめです。今回のものも後者です。
初期設定を専用アプリ「Health Mate」で済ませることで、以降は自動的に体重データが蓄積されていきます。更に、設定を行うことで、Appleの「ヘルスケア」やGoogleの「Google Fit」との同期も可能。これも購入に至った理由の一つです。
体重を計測するだけでデータが蓄積されていくので、筋トレのモチベーションに繋がります。当然、体脂肪率なども記録されます。
体重の増量と筋力アップを目指していますが、案外うまくいかないですね…
ELECOM 外付けポータブルSSD(500GB)
エレコムから発売されている小型のSSDです。パソコン工房のポイントが余っていたのでそれで購入。
超小型なのに高速・大容量
以下を見ていただければわかると思いますが、超小型。そのへんのUSBメモリと大差ありません。
なお、ノック式のため端子はサクッと出してサクッとしまえます。
USB3.1のポートに接続すれば、以下のようにUSB3.1の上限の速度が出ます。
連続書き込みでの速度低下が緩やか
SSDに限らず、小型のUSBメモリは発熱での速度低下がつきものです。このSSDも例外ではなく、大容量の書き込みを行うと速度は低下します。ただ、その低下が緩やかで、使っていてそんなに気になりません。
速度の低下を確かめるため、111GBの動画データをコピーしてみました。なお室温27℃でテストしました。
500MB/s→170MB/sと聞くと、かなり低下していると感じる方も多いかと思いますが、小型のSSDは発熱によって書き込みが10MB/s程度に低下してしまうものが結構あるんですよね…。
そんな中、この小型サイズでこの速度を維持できるSSDはほぼないはずです。しかも、小型サイズにしてはそんなに価格も高くないです。かなりオススメ。
ゼンハイザー HD350BT
Bluetooth接続のヘッドホンです。特別高級ヘッドホンというわけでも有りませんが、apt-X LLに対応していることが特徴です。
以前、apt-X LLに関する記事を出しましたが、思っていた以上に良かったのでヘッドホンも購入しました。
apt-X LLを使用する場合は多くの場合アダプタが必要
「apt-X LL」というコーデックは、思っていた以上に対応機種が少なく、Qualcomm製SoCを搭載したAndroidスマホですら対応していません。
当然、その他タブレットやパソコンも非対応なので、低遅延を活かしたいのであれば以下のようなアダプタを使用して接続します。
apt-X LLで接続すれば、先程の記事で紹介しているとおりスプラトゥーン2などの対人ゲームでも問題なく使用できるレベルで低遅延となります。
イヤホンと比較して電池持ち/安定性も○
Bluetoothイヤホンと比較した場合、ヘッドホンは搭載できるバッテリー容量が大きいため、連続再生時間もかなり長いです。実際に測ったわけではないですが、連続使用時間は10時間は軽く超えていると感じます。
また、接続の安定性についても高く、以前使用していたapt-X LL対応のイヤホン「CX-350」と比較しても音声の途切れも少なくなり満足しています。
MOFT Snap-On(小型サイズ)
私が以前から愛用している「MOFT Snap-On」ですが、今までは9.7~13インチのタブレット向けサイズのみラインナップされていましたが、今年の5月頃にiPad miniなどの小型タブレット向けのサイズが新登場しました。
記事冒頭で紹介した小型タブレット「Legion Y700」で使用するため早速購入。実際に使用してみると以下のようにサイズピッタリ。
単純にスタンドとして使えるのはもちろん、持って使用する場合の持ち手にもなるので、動画視聴・ブラウジングなど、様々なシーンで活躍しています。
Anker PowerPort Atom III 65W Slim
Ankerの充電器です。窒化ガリウム半導体を使用することで、小型ながら4ポート搭載しており、なおかつUSB-Cポートを2つ搭載しているのが特徴です。商品名にある通り、最大出力は65W。一般的なノートパソコンでも十分な出力です。
本体が薄型となっているため、以下のように机の下に貼り付けて使うことも可能です。というかそれ用の両面テープも付属しています。
ただ、付属品の両面テープは接着力がやや弱いため、私はScotchの強力な両面テープを使用して貼り付けしました。
また、手軽に充電できて、かつ目立たないようにオウルテックの巻取り式ケーブルを2本購入して使っています。高耐久を謳っているだけあり、今のところ特に問題なく使えています。黒いケーブルはUSB-A to C、赤いケーブルはUSB-C to Cとなっています。
ただ、この巻取り式ケーブルを接続すると、ほかの2ポートは干渉して使用できないので注意です。
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後悔したもの
and S
iPad mini 6・iPad Pro 11インチ用のスタンドカバーです。SurfaceシリーズのようなスタンドをiPadに追加できることが特徴で、スタンドは無段階調整も可能と、まさに私が求めていた機能だったので即購入。(正確にはクラウドファンディングで出資)
届いて取り付けしてみたのが以下。見た目はかなりいい感じで、スタンドも確かに無段階で調整できるので文句はないんですが…
耐久性のなさ
問題なのがこのアタッチメント。スタンドの大きさに対してどう考えても小さすぎるんですよね。
なんとなく想像がつく方もおられると思いますが、びっくりするくらい簡単に剥がれます。最初は表面がサラサラしているタイプのケースに貼り付けていたのでしょうがないかなと思っていましたが、iPad本体に直接貼り付けても2日程度で剥がれます。
当然、優しく両手で本体側を抑えながらスタンドを開けば剥がれないですが、以下のような使い方をしていれば数日で剥がれてしまいます。
また、吸着面積が小さいため、安定性にも欠けます。一番安定するであろう横置きの状態でも、タッチ操作を行うと結構ガタガタします。
無駄な回転機構
可動部分がある商品は壊れやすいというのはどんな商品にもつきものですが、これも例外ではありません。
なぜかこの製品、iPad mini6/iPad Pro 11-inch向けの設計にも関わらず、カメラの穴が空いていません。カメラを使用する場合は、以下のように回転させる必要があります。
iPadでカメラを使用することは少ないとは言え、この無駄な機構は正直デメリットでしかないです。実際、アタッチメントが先程のように小さくなってしまったのはこの機構を付けたからでしょうし…。
そして、あの小さいアタッチメントでスタンドを回転させたりしていれば、当然剥がれやすくなってしまいます。こんな感じで、いろいろと噛み合っていない製品でした。
やっぱりクラウドファンディングの製品はハズレがかなり多いイメージです。アイデアは良くても詰めが甘い。
Realforce R3
言わずとしれた東プレの高級キーボードであるRealforceシリーズの最新モデル「Realforce R3」です。Bluetoothでの無線接続に対応したということで、思い切って購入してみました。私はテンキーをかなり使うので、フルサイズを購入。お値段なんと「34,980円」。
打ち心地”は”良い
さすが老舗の高級キーボードというだけあって、キーの打ち心地は良かったです。メカニカルとはまた違った優しめの打ち心地で、ここに不満はなかったです。
無駄にデカい・重い
最新の高級キーボードにしては、周りの縁がかなり広く、机の限られたスペースをかなり奪ってきます。購入してから知りましたが、なぜか前モデルと比較してもかなり縁が広くなっているようです。
また、せっかくの無線対応といっても、本体がかなり重たいため、気軽に移動したりするのが面倒です。
Bluetooth接続がかなり微妙
Bluetooth接続のキーボードをメインで使用したのは久しぶりでしたが、これがかなり微妙。入力の遅延などは特に気になりませんでしたが、キーボードが待機状態に入ってしまうと、再度キーを押してPCに接続されるまで3秒程度かかります。
この間は一切のキー入力を受け付けないので結構ストレスでした。
比較として、Logicoolの格安キーボード「K275」などは「Unifying」という通信規格を使用していますが、キーを押せば即復帰・接続され、そのキー入力もしっかり受け付けます。しかも電池持ちも良好。
多少コストが増えてでもUSBアダプタでの無線にして欲しいところです。
キーの打ち心地を最重要視するという方には向いているのかもしれませんが、キーボードはあくまで道具という程度に考えている私にはその他の欠点のほうが目立ってしまいました。
Xiaomi ポータブルフォトプリンター
Xiaomiから販売されている小型のプリンタです。かなり前から販売されている製品ですが、セールで安くなっていたので購入してみました。これが色々と微妙。
色味がおかしい
実際に印刷してみると以下のようになりました。上側が印刷に使用した写真です。
なんか全体的に色味がおかしく、色あせているのがわかるかと思います。印刷前に色味を調整すれば改善できるかもしれませんが…
印刷は専用アプリ経由のみ
AndroidやiOSには、システムの印刷の機能が搭載されており、Wi-Fi経由で接続したプリンタから印刷を行えます。が、このプリンタは専用アプリからしか印刷できないため、少し手軽さに欠けます。
用途や印刷する写真の色味に気をつければ使えない製品ではないですが、あまりお薦めはできないです。ちなみに、本体は7.000円程度、専用用紙は20枚で1,200円となっています。
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