私的なメモです。記事にするほどではないけどそのうち使いそうな情報を残しておくための記事です。非公開にしておくのももったいないので公開しておきます。メモなので少しずつ追記していきます。
※この記事のコマンド等を使用して起こった結果については一切責任を負いませんのでご注意ください。
システム設定値(setting.prop)
「adb shell setprop~」で変更可能。テーブル名は「global」「secure」「system」のどれかです。
adb shell settings put “テーブル名” “設定名称” ”値”
実際のコマンドとしては以下のようになります。
adb shell settings put secure min_refresh_rate 60
※リフレッシュレートの最低値を60Hzにする
自動で実行したい場合は、「Macrodroid」であれば「システム設定」でも実行可能。(要ADBハック)
Global
電源ボタン長押しの動作を変更
通常は「電源メニュー」か「Googleアシスタント」のどちらかに設定できますが、自由に設定できるわけではなく、以下から選択できます。
power_button_long_press
0:何もしない
1:電源メニュー
2:シャットダウン(確認あり)
3:シャットダウン(確認なし)
4:ボイスアシストを起動
5:標準設定されたアシスタントを起動(通常はGoogleアシスタント)
他の動作を割り当てることは出来ないため、用途は思いつきませんが、そのうち使いそう。
Samsung Galaxyシリーズでは無事動作しました。以下の記事で紹介しています。
なお、「電源ボタン長押しでアシスタント起動」の項目がない機種の場合、このコマンドは動作しないと思われます。例として、Zenfone 9に搭載されているZenUIでは変化なしでした。
※参照元(263~269行目)
「アプリごとの言語設定」をすべてのアプリを対象にする
Android 13で追加された便利機能ですが、すべてのアプリに設定できるわけではなく、アプリの対応が必要となるようです。このせいで、アプリが複数の言語ファイルを含んでいても、設定に対応していなければこの機能は使えません。
それを解決するのが以下のコマンドです。
settings_app_locale_opt_in_enabled false
false=すべてのアプリで設定を有効化
true=標準設定
※当然ながら、日本語に対応していないアプリを日本語表示させるものではありません。
もしかしたら設定すると動作がおかしくなるアプリもあるかもしれません。
Secure
Android 12~「さらに輝度を暗くする」の切り替え(Extra Dim)
そのままです。Macrodroidなどで自動化すれば寝落ちしたときなどに便利。
reduce_bright_colors_level
1=有効
0=無効
なお、Macrodroidで私が使用しているマクロは以下で公開しています。
「画面回転ボタン」の表示/非表示
Android 9で追加された、自動回転OFF時に本体の向きを変えたとき、以下のようなボタンが表示される機能ですが、これは「設定」には存在せず、通常ではユーザー自身で無効化することはできません。(Galaxyなど一部機種を除く)
しかし、設定の値自体は存在しており、それが以下。値を0に設定することで無効化が可能。
show_rotation_suggestions
1=有効
0=無効
System
画面の向き(自動回転をオフにした状態)
ADBコマンドというよりはMacrodroidなどで使うのが良さそう。強制的に画面の向きを変えるアプリだとUIが崩れたりするので、その代わりに便利。
user_rotation
0=縦
1=横
2=縦(上下反転)
3=横(上下反転)
コマンド実行すると即座に指定した向きに回転します。ただし、強制的に回転させるアプリとは異なり、アプリが指定した向きに非対応の場合はそちらが優先されますので、向きは変更されません。。
リフレッシュレートの変更
リフレッシュレートを指定できます。当然ながら、搭載しているディスプレイが対応していない値にしても無意味です。
min_refresh_rate xx
値:(リフレッシュレートの最低値を指定)
peak_refresh_rate xx
値:(リフレッシュレートの最高値を指定)
基本的に、メーカーが機種ごとに対応しているリフレッシュレートを設定から選択できるようになっているので、わざわざコマンドで指定する必要はありません。通常用途ではあまり役に立ちません。
ただし、カスタムROMやGSIなどを導入して常用するような”逸般人”の方は覚えておくと便利かもしれません。
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Magiskモジュール
ネットで拾ってきたモジュールです。どれも有用・便利なんですが、用途が限定的すぎて記事にするほど需要がなさそうなものを羅列しています。
ランチャー
Pixel Launcher Port(Android 12.1)
Pixel Launcher Port(Android 13)
DerpLauncher Port(Android 12/12L)
「Derpfest」というカスタムROMに搭載されているランチャーの移植版です。
Corvus Launcher Port(Android 12/12L)
「CorvusOS」というカスタムROMに搭載されているランチャーの移植版です。
その他
Hide tablet taskbar (Android 12.1+)
Pixel Launcher向けのモジュールです。機能は以下。
- ナビゲーションジェスチャー使用時に下部に表示されるバーを非表示に
- タブレットでPixel Launcherを使用する際、タスクバーの高さが低すぎる不具合を修正
どちらか片方のみのモジュールも配布されています。
Hide_userdebug
「USBデバッグ」を有効化していることを隠してくれるアプリです。最近、USBデバッグを有効化していると起動しないアプリも多いので、その対策として便利。
以下を開き、「Code」→「Download ZIP」をクリックするとモジュールのダウンロードが可能です。
TaskBar Color Changer
Android 12L以降を搭載したタブレットで表示されるようになった「タスクバー」の背景色を黒色に変更するだけのモジュールです。私が適当に作りました。
Xposed/EdXposed/Lsposed
UniversalAuth
カスタムROM・GSIなど、ほぼすべてのROMで「顔認証」を使えるようにできるモジュールです。
Motorola製スマホの顔認証機能を移植して実現しているみたいです。モジュール以外にも導入が必要なアプリなどがあるので、手順に従って導入しましょう。
コメント
コメント一覧 (2件)
Pixel Launcher Extendedはxiaomi端末でも使えるのでしょうか?
それとモジュールを消した場合はデフォルトの設定に戻るのでしょうか?
教えていただけると幸いです。
すごく私情の話になってしまうのですが
XiaomiのYouTubeで画面いっぱい見切れて拡大再生するジェスチャーが使用できなくて困っています
Galaxyなどではできるのでもしご存知でしたら教えて頂けると幸いです