GooglePlay入りの純粋な「ChromeOS」を普通のパソコンにインストールする方法

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ChromeOSのインストールといえば「ChromiumOS」が定番ですが、GooglePlayには対応しておらず、Androidアプリも使えません。一応、このブログでも紹介した「FydeOS」は非公式にGooglePlay導入が可能ですが、できれば普通の「ChromeOS」を導入したいですよね。
ということで軽く調べてみると、強引にインストールする方法が存在したので紹介します。

※すべてのパソコンで起動できる保証はないので、事前にUSBメモリへインストールして動作確認することをオススメします。

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必要なもの

・パソコン(Core 2世代など古すぎるものはNG)
・USBメモリ(最低1つ、16GB以上あれば足りるはず)

※USBメモリが2つあれば動作確認できるのでオススメ

ダウンロードするもの

Linux Mint(種類は何でもOK、一番軽いxfceがおすすめ)
Rufus
Brunch(2重で圧縮されているので解凍しておく)
install.sh(直リンク。ダウンロードされない場合は右クリックから保存)

ChromeOS本体のダウンロード

https://cros-updates-serving.appspot.com/

ChromeOSはこのリンクからダウンロードします。本来ChromeOSがプリインストールされている機種に配信されるアップデートファイルを取得するというわけですね。

いくつか種類がありますが、基本的に以下の中から自分のパソコンのCPUに応じて選択すればOKです。

rammus4世代Intel Core iシリーズのCPU、あるいはそれ以降を搭載
samus3世代Intel Core iシリーズ CPU、あるいはそれ以前を搭載
gruntAMD のCPU搭載
「Pentium」「Celeron」シリーズなどCore iシリーズ以外、あるいは第10世代Core iシリーズなどかなり新しいCPUを搭載したPCだと起動しない場合があります。この場合は、同じCPU、あるいはできるだけ近い型番のCPUを搭載したChromebookのイメージファイルを取得しましょう。

今回はPentium 4415U搭載「LG gram」でテストしたので同じCPUを搭載していた「HP Chromeboook x360」のイメージ「Octopus」を使用しました。
(CPU名+Chromebookで検索すればだいたい見つかります。)

バージョンは特にこだわりがなければ最新を選択。

導入手順

RufusでLinux MintのブートUSBを作成

「Rufus」を起動し、「選択」をクリックし、「Linux Mint」のisoを選択、「スタート」をクリックでOK。
特に設定をいじる必要はありません。ただし、上部の「デバイス」がUSBメモリになっていることはしっかり確認しましょう。

「スタート」をクリック後、「ファイルをダウンロードしますか?」など2つほど表示されますがどちらも「OK」をクリックします。

USBメモリは初期化されるので注意。

「Brunch」内のファイル4つをUSBメモリにコピー

「Brunch」を解凍すると4つのファイルが出てきます。
(.tarや.gzは「7-zip」などで解凍できます。)

これをUSBメモリにコピーしておきます。後で使用するので「ChromeOS」などわかり易い名前のフォルダを作ってコピーしておくのが良さげです。

install.sh をコピー

同じように「ChromeOS」フォルダに先程ダウンロードした「install.sh」をコピーします。

ChromeOSのiso内の「.bin」ファイルをコピー、リネーム

ChromeOSのisoを開くとこのようなファイルが格納されています。

これを「rammus_recovery.bin」というファイル名に変更し、先ほど作成した「ChromeOS」フォルダにでもぶち込んでおきます。

「rammus」以外のイメージファイルを使用した場合でもファイル名は「rammus_recovery.bin」に変更します。

USBメモリから「Linux Mint」を起動

ChromeOSをインストールするPCにUSBメモリを接続して再起動し、USBメモリから「Linux Mint」を起動します。

↓このUSBメモリはデザインよくて安いのでおすすめ

今回は細かい説明は省きますが、USBメモリから起動しない場合はBIOS/UEFIの設定より以下を確認してください。
・起動デバイスの優先順序
・「Secure boot」が無効化されているか

Wi-Fi/有線でネット接続

「Linux Mint」が起動したら、どちらでも構いませんがネットに接続しておきます。

ファイルマネージャを起動し「ChromeOS」フォルダでターミナルを開く

「File System」→「cdrom」を開くとUSBメモリ内のファイルが出てきますので、「ChromeOS」フォルダを開きます。そのフォルダ画面のなかで右クリックし、「Open in Terminal」をクリック。

インストール

ターミナルが開いたら以下のコマンドを入力し実行。

sudo sh install.sh

このスクリプトはChromeOSを「/dev/sda」にインストールします。
起動用USBメモリ・インストール先ドライブ以外ストレージがある場合、「lsblk」で事前にインストールしたいドライブが「sda」になっているか確認しましょう。

また、NVME接続のSSDなどであれば別の表記になる場合もあります。この場合は「install.sh」の編集が必要です。

当然ですが、インストール先はフォーマットされます。Windowsがインストールされていようが削除されますのでインストール先ディスクがあっているか確認してください。

この表示になったら内容を読んでよければ「yes」と入力しEnter。

このような表示になればインストール完了なので一度シャットダウンし、USBメモリを抜いてから起動しましょう。

ChromeOSが起動

初回起動時は長めの処理が入ります

CUIで勝手に処理が進んで終わったらChromeOSが起動するはずです。

純粋なChromeOS

ChromiumOSなどではない、れっきとしたChromeOSが起動。

ブラウザも「Chromium」ではなく「Google Chrome」。ちゃんと拡張機能も動作しました。
(写真はTampermonkey + Flow YouTube Chat

もちろんPlay ストア内蔵

「ChromeOS」なので「Play ストア」も使用可能。「デュエプレ」もちゃんとインストール、起動できました。

お前いっつもデュエプレしてんな

Linuxも使えます

ChromeOSで忘れがちなのがLinuxもベータ機能としてではありますが対応していること。
Androidアプリと違ってLinuxでインストールできるアプリ郡はパソコン向けなのでかなり用途の幅を広げてくれます。ただし、CUIベースなので敷居は少し高いかも。

「GIMP」など高機能なものも多く、マウスやキーボードで操作しやすいため、AndroidアプリよりLinuxアプリのほうが実用的かも。

もうなんでもありすぎて楽しい

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LG gramではほぼ完璧に動作

Windows 10を消すわけには行かなかったので外付けSSDにインストールしましたが、軽く触った感じ、すべての機能が動作していました。さすがに無理だろうと思っていた「インカメラ」もバッチリ動作。

やはり同じCPUを搭載したChromebookのイメージファイルを使用したのが功を奏してそうです。

処理が入るため起動は速くはない

ChromeOSのメリットの一つとして電源オフ状態からの起動速度の速さがありますが、残念ながら起動時には毎回軽めの処理がはいるため、起動時間はLG gramでは20秒ほど。
とはいえ十分な速度だとは思います。少なくともこの記事を書くために何度か起動しましたが、不満は感じてないです。

↓初回起動時と違い10秒かからない程度で終わる(画像は使いまわし)

ただし、一度起動さえしてしまえば、あとは快適そのものでした。スリープなら一瞬で起動するし、Windows 10上で動かすと重かった「Chromeブラウザ」もサクサク動いています。

Chromebookは低スペでもそこそこ使えそう

Pentium 4415Uでも結構快適に動作してるので、安いモデルでも案外イケそうですね。

ちょうど最近安い2in1(分離型)Chromebook「Ideapad Duet 10.1」が発売されたので買ってみようか迷ってます。


他にも、Chromebookは4万円台でもそこそこの物が買えるので購買欲をそそられます。

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  1. Kedar Nimbalkerさんの作成されたinstal.shを使用している上本人について一切触れていないですが大丈夫ですか?

  2. 最後、YESと入力するのですが、まずその画面にたどり着く前に何かしらのエラーで止まります。どうすればよいのですか

  3. 連投すみません….
    これは「インストール」するからwin10は消えてしまうのですか?

  4. Linux Mintのダウンロード先….
    https://www.linuxmint.com/edition.php?id=283
    でどれをダウンロードすればよいのですか?

  5. fmv-biblo nf/d70でやろうとしたら
    起動後に黒い画面が出てきて英語がいっぱいずらーっと出て
    再起動してしまいます

  6. トルネモバイルはつかえますか?

  7. install.shを入れてやると、Chromeos installed まで行きました。
    シャットダウンして、USBを外し、起動しても 長めの処理に入りません。画面左上にカーソルが点滅している状況が続きます。
    Chromeosの.binファイルが違うということはあるでしょうか?

  8. ご指示のように別のディレクトリにフォルダを移動してみましたが、状況は同じでした。
    Brunchの解凍で、efi-legacy.img efi-secure.img rootc.img と chromeos-install.shができて、そこへrammusイメージファイルを入れるようになっていますが、ファイルマネージャーを起動して、chromeOS フォルダーを開くと install.sh というファイルがあります。これはどこで入れるのでしょうか?私の場合はこの install.sh がありません。原因はこれではないでしょうか?よろしくお願いします。

    山本 敏夫

    • 確認したら記事内の手順が抜けていました。申し訳ないです。
      最初にダウンロードしたinstall.shをchromeosフォルダ内にコピーしてください。

  9. いつも楽しく拝見し、勉強させていただいております。
    ChromeOSのインストールについて、教えていただきたく。

    Mintを起動して、コマンド sudo sh install.su を入力、enter で
    sh:0:Can`t open install sh が返ってきてChromeOSをインストールできません。
    lsblkで見ると、起動用USBがsdb、HDDがsdaになっています。

    どう対処すればよろしいでしょう?

    使用しているPCは disktop 、CPU intel J1900 、windows10home、です。
    よろしく、ご教授くださいますようおねがいいたします。

    山本 敏夫 (yamabinbin@gmail.com)

    “““““““““““““““““““““““““““““““““““““““““““““““““““““““““““““““““““““““““““““`

    • instal.shを開けないというエラーですので、「ChromeOS」フォルダをまるごと別のディレクトリ(できれば別のUSBメモリなど)に移動してから再度同じように実行してみてください。

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