Lenovoの小型タブレット「Legion Y700」を購入しました。思っていた以上にコンパクトで、機能も多く動作もサクサクで快適なのですが、やはり中国版ということで、それ故の不満がちょこちょこあります。
ということで、MagiskやGSIでのカスタマイズができるように、ブートローダーのアンロックを行いましたので、手順を紹介します。
Lenovoの多くの端末では、ブートローダーアンロックの申請を行う必要があります。とはいえ、Xiaomiの端末のような待ち時間はなく、申請さえすれば簡単にアンロックできます。
シリアルナンバーの確認
まずタブレットのシリアルナンバーを確認します。化粧箱の他、設定の端末情報、本体裏のシールでも確認できます。


申請ページで必要事項を入力
左側の「Lenovo平板」をクリックし、必要事項を入力します。

入力が完了したら「提交申请」をクリックします。これで申請が完了。
1分ほど待つと、先程入力したメールアドレスにメールが送られてきます。赤枠内のリンクどちらかをクリックすると、「sn.img」がダウンロードできます。



い つ も の
開発者向けオプションの有効化
設定から「My device」をタップし、「ZUI Version」を連打します。

これで「General Setting」に「Developer Options」が出現します。

「OEM Unlock」「USBデバッグ」を有効化
「OEM unlocking」と「USB debugging」を有効化します。

タブレットをPCに接続し、以下のコマンドでfastbootモードを起動します。
adb reboot bootloader
以下のような画面になればOK。

先程ダウンロードした「sn.img」を右クリックし、「パスのコピー」をクリックします。


次に、Windows ターミナル(コマンドプロンプト/PowerShellでも可)を起動し、以下のコマンドを入力後、半角スペースを入れ、先程のパスを貼り付けします。
fastboot flash unlock
私の場合は以下のコマンドとなります。
fastboot flash unlock “C:\Users\User\Downloads\sn.img”
実行すると以下のようになります。

最後に、以下のコマンドを実行すればブートローダーアンロック、および初期化が実行されます。
fastboot oem unlock-go

アンロック完了
初期化された状態で起動すればアンロックが完了です。

アンロック状況は、開発者向けオプションの「OEMアンロック」の項目や、fastboot画面から確認できます。

GSIの導入
私はAndroid 12LのGSIを導入したので、その手順と動作状況を以下にまとめていますので、ぜひご覧ください。

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