GoogleのCTS(端末の認証)を通過していない端末からのログインやGAppsの使用をブロックし始めたようです。
CTSを受けていない端末は大きく分けて2つあり、メーカーが原因な場合、また、カスタムROMを使用している場合です。
ですが、カスタムロムに関しては「GFSのAndroid ID」をGoogleに送信することで使用可能と公式で表明されています。
今現在、日本では普通に使用できているので送信等は不要(というよりエラーが出ます。)ですが、今後必要になると思われるので方法を書いておきます。
ブロックの対象となる端末
端末メーカーがGoogleの認証を得ていない場合
Android端末を販売する際に、Google関連アプリをプリインストールするには、CTSという認証を受けるの必要があるのですが、これを受けずに勝手に導入しているメーカーが最近増えてきているようです。(主に新興中国メーカー)
自分の端末が認証されているかは、「Google Play」の設定から確認が可能です。
メーカー標準のROMをそのまま使用している場合で、「認証されていません」と表示されている場合は今後Google関連アプリが動作しなくなる恐れがあります。
カスタムロムをインストールした端末※
メーカー非公式のカスタムロムに、GAppsを導入した場合も含まれます。この場合でも「Google Play」の設定では「認証されていません」と表示されます。
※カスタムロムの場合は以下の方法でGoogleにAndroid IDを送信することで引き続き使用可能です。
Googleはカスタムロムに関しては寛容なようです。
↓カスタムロムなので「認証されていません」と表示されています。
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実際にブロックされた場合
日本ではまだブロックされた方はいないようですが、海外でブロックされた方は以下のような画面が表示されたそうです。
メーカーが認証を得ていない場合、メーカーに問い合わせるくらいしか対策がなさそうです。
カスタムロムの場合は以下の方法でGFSのAndroid IDを送信すれば今までどおり使えるみたいです。GFSとは「Google Service Framework」のことで、その個別IDが必要になります。
※通常のAndroid IDとは別物のようです。
IDの送信して認証を行う手順
GFSとは「Google Service Framework」のことで、そのAndroid IDはアプリで取得できます。それで取得したIDをGoogleに送信すればOKです。
GFSのAndroid IDの取得
公式ではADBコマンドを使用した手順が紹介されていますが、面倒な上にROMによってはエラーが出ますので、アプリを用いて取得を行います。
以下のリンクより、「Device ID.apk」をダウンロードし、インストールを行います。
そして起動すると、「Google Service Framework」のID(英数字16桁)が表示されています。
これをコピーするなり控えるなりしましょう。
GoogleにIDを送信
以下のページにアクセスします。
入力欄があるので、そこに先程のIDを入力し、登録をクリックすれば完了です。
その他の方法
Root化ツールの一つである「Magisk」の最新版を導入すると自動で認証してくれるみたいです。
もしすでに導入している方は最新版を導入してみてください。
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