OnePlusの久々のミドルレンジスマホ「OnePlus Nord」を購入したのでレビューしていきます。
ミドルレンジと言っても、個人的に今推したいSoC「Snapdragon765G」搭載で、十分
な性能を持っています。
スペック
OnePlus Nord | |
OS | Android 10(OxygenOS) |
CPU | Snapdragon 765G |
RAM | 8GB/12GB |
ストレージ | 128GB/256GB (UFS2.1) |
ディスプレイ | 6.44インチ 2400 x 1080 AMOLED ※パンチホール |
メインカメラ |
48MP 広角(IMX586) |
フロントカメラ | 32MP 広角 8MP 超広角 |
ネットワーク | 5G対応 デュアルSIM Bluetooth: 5.1 Wi-Fi: 802.11 a/b/g/n/ac |
バッテリー | 4115mAh |
寸法 | 158.3 x 73.3 x 8.2mm |
重量 | 184g |
その他 | WarpCharge 30 |
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開封
今回はEtorenにて購入。送料等すべて込みで「¥49,044」でした。
箱は上下が分離するタイプ。傷は海外通販のお約束。
本体
フロントカメラが2つあり、パンチホールが少し大きめになっています。
背面はカメラが左上に並んでいるタイプ。このデザインが個人的には一番好きです。
右側面にはOnePlus特有のアラートスライダーを搭載。簡単にサイレントモードなどに切り替えできるスイッチです。
そして何故か音量ボタンが左側面に配置されているのは正直かなり残念な仕様。
調べるとOnePlusスマホではいつもどおりの配置みたいですね…
左側面 | 右側面 |
スピーカーは下部に一つだけのモノラルスピーカー。
上部 | 下部 |
付属品
色んなものがもりもり入ってました。OnePlusは毎回こんな感じらしいですね。
TPUのケース、WarpCharge 30対応の充電器、USB-Cケーブル、説明書類が大量。
充電器は30Wまで対応の良いやつがついてますが、日本で使うなら変換必須。
TPUケースはなぜかUSB-Cにカバーが付いているもので、4隅やカメラの周りは透明ですが模様付きで、装着するとこのような幾何学的なデザインに。
かっこヨ
ただ、USB-Cポートのカバーの他にも、角が盛り上がってたりと、正直使い勝手は悪かったので、ケースは別途購入し直しました。
メインカメラは「IMX586」
メインカメラは「IMX586」と1世代前のハイエンドによく搭載されていたものです。「Mi 9」や「OnePlus 7」に搭載されていて、「OnePlus 8 Pro」の超広角用としても搭載されています。
まあつまりはそこそこよく撮れます。
これはメインレンズで48MPモードを有効にして撮影(デフォルトは12MP)
結構鮮やかめな印象で、景色にはかなり向いてます。
あとは望遠や超広角とよくある構成で、最近搭載端末の増えてきたマクロカメラも搭載。これはあると結構便利です。
(そこらの空き地に生えてる雑草に紛れていた)花です。
マクロカメラで撮れば何でもそれっぽく見えるのでおすすめです。
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Antutuは31万とSDM845超え
SDM845~SDM865の端末のAntutuスコアが以下の通りなので、少なくとも2世代前のハイエンド「Snapdragon845」よりは総合スコアは高いことになります。
ゲームをするにはやや非力ですが、SNSやウェブ閲覧、動画再生など一般用途は不満なくこなせる性能です。
OnePlus Nordの良い点
爆速指紋認証
もう物理センサーとほぼ変わらない速度と精度です。ちょっとくらいならずれても認証してくれますし、速度もかなり速いです。「POCO F2 Pro」と比べてみましたが、少し「OnePlus Nord」のほうが速いですね。
普段使いには十分な処理性能
「Snapdragon 765G」というハイミドル向けSoC搭載で、Antutu BenchmarkではSnapdragon 845以上のスコアで、普段遣いには十分すぎる性能となっています。ハイエンドとの差が出やすいアプリの起動でも、ハイエンドと遜色ない速度なのでストレスは全く無いです。
アプリ起動速度比較(vs POCO F2 Pro)
OxygenOSの使いやすさ
「OxygenOS」はAndroidのUIを残したまま、カスタマイズ性や機能を追加しているので、かなり馴染みやすいです。
また、標準ランチャーである「OnePlus Launcher」は標準ランチャーとしてはかなりカスタマイズができるので素晴らしい。
本来は別のランチャーに変えれば済む話ではあるんですが、Android 10ではジェスチャーナビゲーションがランチャーに内蔵されているという仕様上、普通にランチャーを変えるとジェスチャー操作時のアニメーションがしょぼくなります。
カスタマイズ性
「OxygenOS」のカスタマイズ性はもちろんですが、ブートローダーアンロックがしやすく、カスタムROMが導入しやすいというメリットです。発売から1ヶ月も経っていないにもかかわらず、既にほとんど不具合のない「Pixel Experience」がリリースされています。他のROMがリリースされるのも近そうです。
90Hzと丁度いいフレームレート
ハイエンド機種の流行りは120Hzで、高いほうが滑らかなのはもちろんですが、それに伴ってバッテリー消費も大きくなるので、90Hzくらいで丁度いいんじゃないかと思っています。
ちなみにディスプレイは平面なのでフィルムも簡単に貼れます。
薄くて軽い
6.4インチディスプレイに4115mAhのバッテリーを搭載している割には「184g」と軽めで、付属のケースを使わなければそこそこ薄くて持ちやすいです。POCO F2 Proの「219g」は流石に重すぎたのでありがたい。
個人的には200gを超えるとしんどいです。
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OnePlus Nordの悪い点
Volte有効化がクソ面倒
auやRakutenのSIMを使うなら必要になってくる「Volte」の有効化がめちゃくちゃめんどくさいです。
Xiaomiのスマホも電話アプリで文字列を入力する必要がありましたが、それとは比にならないレベル。
PC必須でQPSTというQualcommのツールでモデム周りをいじったりしなければ出てこないみたいです。幸いMagiskモジュールで簡単に有効化可能なのでそちらを使って有効化しました。以下の記事で紹介してます。
https://smartasw.com/archives/oneplus-nordのブートローダーアンロック、twrp・magisk導入手順.html
音量ボタンの位置
音量ボタンが左側面となっており、正直使いづらい。
慣れてないのはもちろんですが、動画を見るときに横にしてスタンドなどに置くと、音量ボタンが押せなくなってしまいます。アラートスライダーと逆にしてほしかった。
USB-CはUSB2.0まで
Wi-Fi 6非対応
コスパは微妙だけど良いスマホ
Snapdragon 845以上855未満の性能で、Qiなどの付加価値もあまりないので、5万円出して輸入するのは安いとは言えません。
ですが、全体的な完成度は高く、使いやすいスマホに仕上がっていると思います。ハイエンド機から機能が省かれている分、サイズの割に軽いという大きなメリットもあるので、多機能が不要な方にはおすすめできる機種です。
コメント
コメント一覧 (2件)
所々文章が不安になりますね…急いで書いたのでしょうか。
見返すと確かに酷かったですね…
いろんな端末から書き足していたので古い文章を上書きしたりしちゃってたみたいです。
一応確認できた部分は直しておきました。