Galaxy Tab S6レビュー:Android 10になった今が買いのハイエンドタブレット

実はしれっと「Galaxy Tab S6」を買って使っていました。
そしてつい最近ついにAndroid 10へのアップデートが来たので個人的にはかなり満足できるタブレットになりました。ということで軽くレビューします。

ちなみに、「Galaxy Tab S6 5G」という新モデルが韓国では販売されていますが、SoCはSnapdragon 855のまま変更なしのマイナーチェンジなのでこれもほぼ最新モデルです。

開封

購入したのは韓国版LTEモデル「SM-T865N」です。

付属品は左上から、電源アダプタ（韓国プラグ）、USBケーブル（USB-A to USB-C）、韓国語の説明書、S-Pen、S-Pen替芯、USB-Cのイヤホン、SIMピン

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スペック

比較としてMi Pad 4 Plusのスペックも並べておきます。

機種	Galaxy Tab S6（SM-T865N）	Mi Pad 4 Plus（LTE 128GB）
OS	Android 10.0（OneUI 2.1） ※要アップデート	Android 8.1 ※カスタムROMあり
SoC	Snapdragon 855	Snapdragon 660
RAM	6GB	4GB
ROM	128GB	128GB
バッテリー	7040mAh	8000mAh
ディスプレイ	10.5 inch AMOLED 2560*1600	10.1 inch 液晶 1920*1200
ネットワーク	Wi-Fi: 802.11 a/b/g/n/ac Bleutooth:5.0 4G:1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/20/25/26/28/32/66/38/40/41 3G:1/2/4/5/8	Wi-Fi:802.11 a/b/g/n/ac Bluetooth:5.0 4G: 1/3/5/7/8/34/38/39/40/41
カメラ	背面：13MP,5MP 前面：8MP	背面：16MP 前面：5MP
本体サイズ	244.5 x 159.5 x 5.7 mm	149x 245 x 7.9 mm
重量	420g	485g
その他	GPS microSD 画面内指紋認証 S-Pen USB-PD（18W）	GPS microSD 指紋認証

使用していて良かったところ

動作はサックサク、Antutuは47万

ハイエンドなんだから当たり前ですがサックサク。
ハイエンドのタブレットを触ったのは久しぶりなので新鮮です。

Mi Pad 4 Plusでもそこまで不満はなかったのですが、スマホがSnapdragon 855やKirin 980搭載のものを使っているとどうしても比べちゃうんですよね。

GooglePlayから削除された「Antutu Benchmark」を走らせるとこのくらい。
同じSoC搭載の「Xiaomi Mi 9」とほぼ同じですね。

ディスプレイがマジで綺麗

AMOLEDの2Kディスプレイ、さすがに綺麗。
文字の輪郭もくっきりはっきりしてて写真や動画を表示させても鮮やかです。

↓左は標準ランチャー+標準壁紙　右はネットで拾った4K写真を表示した状態

スピーカーもすごい

iPad Proと同じようにスピーカーを4基搭載しています。
左右から包み込むような感じで音が出るので臨場感がすごいです。
私はイヤホンやヘッドホンを使わないのでスピーカーが優秀なのはかなり嬉しい。

Samsungの「OneUI」のカスタマイズ性がすごい

現在このタブレットはAndroid 10ベースの「OneUI 2.1」が最新なのですが、これのカスタマイズ性がすごい。設定項目や機能が多く、さらにサードパーティアプリでいろいろ弄れるのが素晴らしい。
システムアプリの無効化もADBコマンドすら不要で出来ますし、Android 10のジェスチャーから左右の「戻る」だけを無効化出来たりなど個人的にしたいことが全部できました。

ちなみに、ジェスチャーの「戻る」を無効化して、「エッジジェスチャー」に置き換えて使っています。

アプリ無効化

戻るジェスチャーだけ無効化

本体が軽い

以前使用していたZ4 Tabletほどではないですが、427gとかなり軽いです。
私はできるだけ重くならないように軽量なTPUケースを装着して使っています。

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イマイチなところ

バッテリー持ちは普通

比較が超大容量バッテリーの「Mi Pad 4Plus」なのもありますが、少しだけバッテリー持ちが悪いと感じます。主な用途は動画再生なのですが、このときの消費が多いかなと感じます。おそらく原因は高解像度であることかな？
まあそのぶん軽くて薄くてきれいなのでどちらを優先するかになってきますね。

指紋認証は微妙

これは正直微妙。Android 10へのアップデート時に精度、速度ともにかなり良くなりましたが、それでも物理ボタンに搭載された指紋センサーよりは速度も精度も少し劣ります。
なによりスマホと違って持つ向きが変わるので位置がちょこちょこわからなくなります。

ちなみにスリープ時でも認証は可能。

ということで今は「ロックなし」のガバガバセキュリティで使ってます😊

充電はもうちょっと速いと良かった

USB-C PD18Wのみ対応です。Mi Pad 4 Plusは5V2Aまでなのでそれよりは速いですが、iPad Proは30W対応みたいなのでそこは並べてほしかった。
スマホで18Wだと十分ですが、このサイズになると流石に足りないです。

…ペンはどこ？…ここ？

そういえばそんな物ありましたね…

↓ペン立てにひっそりと佇む「S-Pen」

絵も書かないし、ペンが必要な細かい操作もしないし…
というか背面につけておくとマジで邪魔だし…

結局買ってすぐにはずしてペン立ての住人と化しています…

ちなみに普段は絵を描かない初心者からすると普通に書きやすいペンだと感じました。
追従もかなり速いです。

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総合的にはかなり満足

サクサク動いて画面もスピーカーも良くて、なによりジェスチャーナビゲーションを好みにカスタマイズ出来たのが良かったです。Androidでハイエンドのタブレットは現状これ一択ですね。

MOFT Xは「mini」サイズです

もしMOFT Xをこのタブレットに使おうとしている場合は、「タブレットmini」サイズを選びましょう。

購入リンク

Amazon.comでの在庫が復活していたのでリンクを修正しました。
Wi-Fi版は約65000円で購入できます。

Etorenでも同等程度の価格で購入できます。

Wi-Fiモデル

LTEモデル

LTEモデルは送料を考えると「Etoren」で買ったほうが安いです。
※米アマゾンで買う場合は「Verizon版LTEモデル（SM-T867V）」がありますが、対応バンドが極端に少ないので選ばないように。