店頭でこのイヤホンをたまたま見かけてしまい、迷った挙げ句買ってしまいました。ノイズキャンセリングを試したくて買いましたが、それ以外にもいろいろな部分がブラッシュアップされていてかなり満足度の高いイヤホンに仕上がっていました。
「Liberty Air 2」と「Liberty Air 2 Pro」の違い
製品名 | Liberty Air 2 | Liberty Air 2 Pro(今回のもの) |
---|---|---|
再生可能時間 | 最大7時間 (ケースを含むと最大28時間) |
最大6時間(NC有効時) ※外音取り込みモード時は6.5時間 |
防水規格 | IPX5 | IPX4 |
充電端子 | USB Type-C | USB Type-C |
重量(ケース含む) | 53g | 62g |
通信方式 | Bluetooth 5.0 | Bluetooth 5.0 |
対応コーデック | AAC/SBC/apt-X | SBC/AAC |
ワイヤレス充電 | ○ | ○ |
HearID対応 | ○ | ○ |
ノイズキャンセリング(ANC) | 非対応 | 対応 |
充電時間 | 約1.5時間 (イヤホン) 約2時間 (充電ケース ※USBケーブル使用時) 約3.5時間 (充電ケース ※ワイヤレス充電器使用時) | 約1時間 (イヤホン) 約1.5時間 (充電ケース ※USBケーブル使用時) 約2.5時間 (充電ケース ※ワイヤレス充電器使用時) |
価格 | 7,999円 | 12,980円 |
Liberty Air 2からの変更点は以下です。
・アクティブノイズキャンセリングに対応
・防水規格が「IPX5」→「IPX4」へダウングレード
・apt-Xに非対応に
・ケースが大幅に変更
・価格が上昇
・耳への取り付け/取り外し検出が追加
ノイズキャンセリングの代わりか、ちょこちょこ劣化している部分も見受けられますが、この価格帯でノイキャン付きというだけでも十分価値があります。
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開封
今回は黒を選択。Liberty Air 2のときと同様、無駄に凝った箱になっています
付属品
イヤホンの他、ケース、説明書、USB-Cケーブル、そしてイヤーピースが9つ(一つは装着済み)も付属します。
ノイズキャンセリング
ノイズキャンセリング機能はデフォルトでONになっています。ケースを開けるだけでペアリングできるので、接続したあとイヤホンを装着すれば静寂に包まれます。
ちょうど電車に乗る機会があったので使用してみましたが、あるのとないのとでは全然違います。流石に完全無音にはなりませんが、夜の田舎にいるくらい音が小さくなります。
モードの変更
ノイズキャンセリングのモードをアプリから設定でき、4つのモードから選択できます。ただ、実際に電車に乗っているときに「車内」モードへの切替を試してみましたが、そこまで違いは感じませんでした。
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アプリで様々な設定が可能
「SoundCore」アプリから様々な設定が可能です。
密閉のテスト
イヤーピースが耳にあっているかを確認してくれます。イヤーピースがあっていないとせっかくのノイズキャンセリングが台無しですからね。
HearID/イコライザ
HearIDでの個人個人への最適化、イコライザでの調整が可能です。イコライザにはカスタムはもちろん、プリセットもかなり豊富に用意されています。
ボタンのカスタマイズ
Liberty Air 2と同様、タッチボタンの操作を変更できます。ただ、シングルタップは今回はなし。
また、今回のモデルは片耳使用時にもカスタマイズが可能となっていました。片耳だけでスキップや一時停止など、使い方にあった割り当てができます。
良かった点
充電ケースがかなり使いやすい
今回のケースは蓋がスライドして開きます。片手で簡単に開けることができます。
また、イヤホンをしまうときもマグネットで綺麗にハマってくれるので、充電があまり苦ではないです。
ノイズキャンセリングは十分な効き
ノイキャン対応イヤホンは初めてと書きましたが、買ってはいないものの、「WF-1000XM3」は試したことがあります。まあ10分くらい試しただけなのでまともな比較はできませんが、ノイズキャンセリングの効きは大差ないと感じます。
電車の音など、継続的な音はほぼ完全に消え、喋り声や電車が揺れた際の音は流石に消えないものの、かなり小さくなります。
明らかに耳から落ちにくくなっている
ノイズキャンセリングのため、密閉度をあげるための調整のおかげだと思いますが、耳に装着したまま動いても、Liberty Air 2よりも明らかに落ちにくいです。「Liberty Air 2」はイヤーピースをいろいろ替えてみてもやはり落ちてしまっていました。
USB-C/Qi対応
以前のモデルと同様、充電コネクタはUSB-C、そしてワイヤレス充電も対応しています。
耳から外せば「一時停止」が意外と便利
今回から取り付けや取り外しを検出できるセンサーが追加されています。動画を視聴中にイヤホンを外せば一時停止され、その後装着すれば再度再生が始まります。
※手動で一時停止したあと装着した場合には再生は始まりません。
この機能が不要であれば「SoundCore」アプリから切ることができます。
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気になる点
シングルタップ操作がなし
イヤホンに搭載されているタッチボタンですが、以前は「シングルタップ」「ダブルタップ」「長押し」があり、ほとんどの操作をイヤホンだけで行うことができましたが、今回からは「ダブルタップ」「長押し」のみ。
せっかく片耳使用時でもボタン割り当てができるようになりましたが、割当できる機能の数が2つしかないので魅力半減です。
総合的にはかなり満足
ノイズキャンセリングはもちろんですが、ケースの使い勝手、装着検知機能、そして耳から外れにくいと、個人的にはかなり満足できています。お値段は12,980円とそこそこ値が張るのが欠点ですが、さらに安いノイキャン対応イヤホン、ヘッドホンもあるのでそちらもチェックしてみてください。
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