主にタブレットでのバッテリー持ちに貢献してくれる「スリープ時にWi-Fiオフ」というオプションですが、Android9.0以降で削除されています。実は表面的に消えただけで内部的には・・・とか期待してましたがだめだったので「Macrodroid」で再現してみました。
ちなみにこのオプション、Googleによると「バッテリー持ちに変化がないから削除した」とのことですが、タブレットをたまにしか使わない(≒充電せずに放置する時間が長い)人には効果が高いのでおすすめです。
(ちなみにAmazonのFire HD8はAndroid 9.0ベースながらこのオプションが独自で実装されている)
逆に、頻繁に使用するスマホなどではGoogleの言う通り効果は少ないと思います。
最新バージョンの「Android 13」でも動作確認しました。
ダウンロード
この機能の実現には「Macrodroid」という多機能の自動化アプリを使います。
シンプルでわかりやすく、日本語化対応、基本無料という最高のアプリ。
無料版では作成できるマクロが5つまでに制限されますが、今回の方法は3つで実現可能なので課金は必要ありません。
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マクロの設定ファイル
Macrodroidのテンプレートとして公開していますので、以下からダウンロードしてお使いください。
※今回のマクロは3つのマクロを併用することで実現していますので、全てタップして追加します。
マクロのインポート方法
先程のボタンをタップすると、以下のようにマクロが表示されますので選択します。次に、右下のボタンをタップすることで追加が完了します。
Android 10以降は「Helper」が必要
Android 10以降では仕様変更により、Wi-FiのON/OFFを行うためには別のアプリ「Macrodroid Helper」をインストールする必要があります。
スクリプトを読み込むと以下のようにインストールを促されますので、指示に従いインストールしてください。
マクロの動作と条件
以下の3つを組み合わせて条件指定などを行っており、YouTubeや音楽のバックグラウンド再生時などはオフにしないようにしています。
充電時にもWi-Fiをオフにしたい場合は下線部を無効にしましょう。
・スリープした時にWi-Fiオフ
※メディア再生をしていない
※充電していない
・1時間おきにWi-Fiオフ
※画面がオフ
※充電していない
※メディア再生をしていない
・スリープ解除時にWi-Fiオン
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機内モードとの併用は不可
機内モード設定時は、MacrodroidからWi-Fiのオン・オフを切り替えれないようです。LTE版Galaxy Tab S6で機内モード運用していたらドツボにはまったのでご注意を…
モバイルデータ用SIMをさして普段は機内モードで無効化している、という私のような謎運用には不向きですね。
おとなしく使うときだけSIM挿しましょう…
コメント
コメント一覧 (2件)
RakutenHAND(Android10)の話では有りますけれど、
機内モードがONだとWiFi設定いじれないみたいです。
(機内モードがOFFだと良く有るWiFiのon/offアプリも利用可)
マクロ動作を画面オフ時に機内モードOFF+機内モードONで
なんとかなるんじゃないでしょか。
確か機内モードはroot権限がないとON/OFFができなかったはずです。
ちなみに機内モードON時に外部アプリからWi-FiをオンオフできないのはAndroid自体の仕様みたいです。