Android版GBoardのデザインや入力音を自由にカスタマイズする方法【root必須】

Android向けの入力アプリ(IME)としてGoogleからリリースされている「GBoard」。

標準的な機能はもちろんですが、テーマ機能も搭載されており、カラーリングを多くの種類から選択できるようになっています。しかし、用意されているもの以外の色を使用したり、キーの入力音を変更したりといった設定までは出来ません。

そのような細かなカスタマイズをも可能にしてくれるのが「RBoard」です。残念ながらMagisk等でのroot化が必須となるためハードルは高めですが、様々なカスタマイズが可能です。

目次

RBoard Managerのダウンロード

「RBoard」は、機能ごとにいくつかのアプリに分かれており、一部はGooglePlayでも配信されていますが、一番重要な「RBoard Manager」はGitHubにてリリースされています。

GitHub
Releases · DerTyp7214/RboardThemeManagerV3 Contribute to DerTyp7214/RboardThemeManagerV3 development by creating an account on GitHub.

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初期設定

root権限が必要

起動直後にroot権限を求められます。非rootの場合は何も出来ません…

導入方法は2種類

GBoardへカスタマイズを適用する方法が2つ用意されています。どちらもroot化は必須ですが

Magiskモジュールとして導入GBoardに直接導入
長所ライト・ダークテーマの分離が可能
角や余白の値を編集可能
キー入力音を変更可能
テーマのダウンロード・インストールが可能
Magiskモジュールが不要
互換性が高い
短所Color OSでは動作しない
MIUIでは不具合あり
キー入力音の変更不可
導入したテーマはGBoardの設定内には表示されない

デザイン・テーマのダウンロード・適用

RBoardでは、独自のテーマが「テーマパック」としてリリースされており、アプリ内からダウンロードしてそのまま適用することが出来ます。

好きなものをダウンロードしたら、あとは左の「テーマ」タブから適用すればOK。再起動などは不要で即時適用されます。

シンプルなデザインのものから「iOS風」「Xperia風(おそらくPOBox Plusに寄せている)」など、様々な種類が用意されています。

Redesigned Light Noround
3D White
3D WhiteMcLaren
Xperia
IOS

テーマの自作も可能

テーマの作成が可能となる「RBoard Theme Creator」というアプリもリリースされており、こちらはGooglePlayからダウンロードできます。

簡易的なものに限定されますが、カラーピッカーで全体の配色、アクセントカラーなどを指定してRBoard Managerへ読み込ませることが可能です。好みのテーマが見つからなければ試してみると良いかもしれません。

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キー入力音の変更

Magiskモジュールとして導入した場合のみ、キー入力音の変更が可能です。

RBoard Managerの右側のタブから効果音のダウンロード・インストールが可能。好みのものをタップすると効果音の一覧が表示され、それぞれの効果音を確認できます。確認後、「インストール」をタップすることで適用されます。

テーマと異なり、反映させるには端末の再起動が必要です。

様々な種類がリリース

Xperiaなど他機種の効果音はもちろん、ゲームの効果音などが豊富にリリースされています。一例として「iOS 10」と「Undertale Sans」を適用してみましたので、実際に入力している動画をおいておきます。(訳あって音声だけマイク入力しています)

iOS 10
Undertale Sans

後者はUndertaleに登場する「Sans」というキャラクターのメッセージ送り音です。想像通りではありましたがインパクトがすごいですね…

その他設定機能

RBoardの機能の一つとして、GBoardに搭載されて入るものの、通常は変更できない隠された設定項目をいじることが出来ます。

画面下部を上にスワイプしてメニューを表示し、「GBoard フラグ」をタップします。

これで通常は変更できない設定項目が一覧で表示されます。とはいえ、あまり恩恵のある項目は無いので、不必要であれば変更しないことをおすすめします。

GBoard フラグ
Other Props

わざわざこのアプリのためにroot化するというのは物足りなく感じそうですが、既にMagisk等でroot化を行っている場合であれば試して見る価値はあるかと思います。

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