どうも、AndroidTV端末コレクターです。
すでに「FireTV Stick 4K」「NVIDIA SHIELD TV」「Mi Box S」を持っているにも関わらず、特に代わり映えしない「Chromecast with GoogleTV」を購入しました。以前「Nexus Player」「FireTV Stick(2015)」も購入しているので同じようなデバイス6台目…
特徴
特徴としてはこのような感じ。特に変わったところのない普通のAndroid TV端末です。もちろん、それが悪いというわけではなく、シンプルなぶん安定性に期待できます。
・4K 60Hz対応
・Dolby Vision、Atmos対応
・OSはAndroid TV最新バージョン「10」
・複数のVODをまとめて検索できる「横断検索」対応
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開封
今回購入したのは「Chromecast with GoogleTV」で、カラーは「スカイ」、Netflixセットモデルです。
ちなみに、本体カラーは3色から選べます。左から「スノー」「サンライズ」「スカイ」。
付属品
本体のほか、専用リモコン、説明書、ACアダプタ、USB-A to USB-Cケーブル、単4乾電池×2が付属。
本体はHDMIのケーブルとの一体型になっており、テレビに直接接続できます。電源はUSB-Cポートから入力します。
システム
セットアップはスマホでも可能
初期セットアップはほとんどをスマホで行えます。スマホのGoogleアカウントやWi-Fi情報をそのまま使えるのでサクサク進みます。
ホーム画面
「Google TV」と謳っているだけあり、Android TVのホーム画面とは全く違います。どちらかというと「Fire TV」に近くなりました。
Chromecast with GoogleTV | NVIDIA SHIELD TV(Android TV 9.0) |
既存のAndroid TVホームは「アプリ」を選んで作品を視聴する、というコンセプトだったのに対し、Google TVは「作品」を選んでそれを視聴するためのアプリが起動する、といった感じです。
個人的にはAndroid TVホームの方が一覧性も高いしアプリも起動しやすいので好みです…
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リモコンは標準的
リモコンはAndroid TV端末としては標準的。ボタン数は少なめではありますが、最低限のものは揃っています。
正面だけ見ると音量ボタンがないように見えますが、右側面にバッチリ搭載。
「YouTube」「Netflix」は専用ボタンを搭載。通常、このボタンの割当は変更できませんが、GooglePlayから「Button Mapper」をインストールすればカスタマイズ可能でした。もちろん、他のボタンの割当も変更できるのでおすすめです。
音量は内部音量の調整も可能
側面の音量ボタンは、設定することでテレビ側の音量はもちろん、Androidの内部音量の調整もできます。
これが何を意味するかというと、PCモニターでも音量調整が可能になります。当たり前かと思うかもしれませんが、「FireTV」シリーズはPCモニターでは音量調整ができません。
(というか、FireTVはスリープしても何故か映像出力されたままになる=PCモニターが消えない=使い物にならない)
電源ボタンも同様で、テレビの電源を切るか、Chromecast自体をスリープにするか選べます。
良いところ
動作はサクサク、キャストも高速
Android TVの開発をしているGoogle純正の端末というだけあり、動作が詰まることもなくサクサク動きます。価格が倍以上の「NVIDIA SHIELD TV」にも劣らないくらい十分なサクサク感です。
個人的に嬉しかったのは「キャスト」機能がかなり速かったこと。これに関しては倍以上の価格の「NVIDIA SHIELD TV」よりも速いです。
Chromecast built-inももちろん完璧動作
Android TVには機能として「Chromecast」が搭載されており、これもChromecastという名前の通り搭載されています。
↓Chromecastをスリープ状態にしてもキャスト可能(これが本来普通)
わざわざ完璧動作と書いたのは、この機能が不完全なAndroidTV端末があったんです。Xiaomiの「Mi Box S」は、なぜかスリープするとWi-Fiが強制切断され、スリープ時にはChromecastが動作しない糞仕様でした。もちろん今回のものはそんなことはありません。ちなみに、今回これを購入したのはその「Mi Box S」と置き換えたかったのも理由の一つです。
Netflixユーザーなら実質3,280円で購入可能
Chromecast with GoogleTVは定価「7,600円」なのですが、もう一つ、「Netflix 6ヶ月メンバーシップ」との抱き合わせでも販売されており、こちらは「11,200円」。
付属するプランは「スタンダード ストリーミング プラン(2 スクリーン プラン)」でちょうど中間のプランになります。これが6ヶ月ぶんなので「7,920 円」相当になります。私はこのちょうどこのプランで契約していたので6ヶ月分が浮きました。
この場合、11,200-7,920=「3,280円」となります。この価格は、格安Android TV端末として最近発売された「Mi TV Stick」(3,470円)よりも安くなります。もちろん、スペックはChromecast with GoogleTVのほうが高いです。
ちなみに、Netflixのクレジットはセットアップ時にメールに送られます。
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悪いところ
検索機能が微妙
「横断検索」に対応している、ということで結構期待していたんですが、実際に使ってみると少なくとも現時点では以前のAndroid TVのほうが良いと言わざるを得ないです。どういうことなのかは以下を見ていただければ分かります。
これは音声検索で「トムとジェリー」と検索した直後の状態。
Chromecast with GoogleTV | NVIDIA SHIELD TV(Android TV 9.0) |
Chromecastは検索結果が1つしかない場合、それにフォーカスしてしまい、「YouTube」の検索結果などは表示してくれないようになっています。そしてその唯一の「ただいまお昼寝中」という作品、どこにも視聴ボタンがないんですが…。
対して、Shield TVの方は、作品が一つしかないのは同様ですが、その下にバッチリYouTubeの検索結果も表示してくれてます。
とはいえ、これは例外をたまたま一発目に引いてしまっただけでしょう。
次は「名探偵コナン」と検索してみました。
Chromecast with GoogleTV | NVIDIA SHIELD TV(Android TV 9.0) |
Chromecastは「名探偵コナン」のアニメ版が表示。ちゃんと「Hulu」で視聴できるようになっています。ただ、その下の関連コンテンツがダメダメ。コナンは20作以上の映画があるにも関わらず、関係のない作品ばかり表示されています。
対して「SHIELD TV」はなぜか映画が一番上に表示されました。ただ、その下には他の映画作品が並んでおり、YouTubeの検索結果も表示されています。
検索に関してはどっちもどっち感ありますね…
まあ、これはGoogleの調整次第でどうにでもなる部分なので、今後改善されるでしょう。
音声検索中はボタン長押しが必要
地味な不満ですが、Googleアシスタントを使う場合、喋っている間ずっとボタンを押しておく必要があります。
↓一回押すだけだと「長押ししてお話ください」と表示される
「NVIDIA SHIELD TV」ではアシスタントボタンを一回押せば、喋っている間はボタンを離してもOK。
ただ、これに関してはメリットもあります。自分で音声コマンドの区切りを指定できるので、周囲の音声が誤認識されてしまうことを防げます。SHIELD TVだと、他の端末で動画を流しているときに音声検索をすると、動画の音声を認識してしまって検索が始まらないときがあります。
リモコンが安っぽい
デザインに関しては、もともとポップなデザインなのでしょうがないのですが、ボタンの感触もかなり安っぽいです。押すたびにカチャカチャカチャカチャ…。
SHIELD TVのリモコンと比較してみたのでぜひご覧ください。
やはりこういうところには価格差が出ていますね。「SHIELD TV」は15,000円しますからね…
安定感◎で十分オススメできる
ちょっと悪い点を多めに書きましたが、それでも十分おすすめできます。というのも、「Mi Box S」はキャスト機能がろくに使えないし、「NVIDIA SHIELD TV」は4K出力+アップコンバートONにしているせいなのか、たまにガクッと重くなる瞬間があります。そのような問題がこのChromecastには見当たらず、快適に使用できています。
テレビでもPCモニターでも使えてサクサク動く4K対応Android TV端末が7,600円。しかもNetflixユーザーなら更に安い。個人的にはFireTVよりもおすすめです。
コメント
コメント一覧 (2件)
こんにちは
miboxと比べて
youtubeの再生前後数秒ジャンプ、倍速、関連動画表示
使いやすいのはどちらでしょうか?
動画の数秒スキップなどの操作はどちらも専用ボタンがないため十字キーで行います。なのでどちらも同じです。その他YouTubeの操作も基本的に同じです。バージョンが違うとはいえ、どちらもAndroidTVなので、違いは記事で紹介しているくらいかと思います。