「SwitchBot カーテン」をご提供頂いたのでご紹介します。
動画もアップロードしていますので、そちらもあわせてどうぞ。
「SwitchBot "カーテン"」という名前の通り、カーテンに取り付けるスマートデバイスです。
通常のカーテンに取り付けることで自動カーテンにすることができ、アプリでその動作を細かく設定できます。設定次第で光目覚ましにも使えますし、AIアシスタントでも操作可能になるという製品。
カーテンレールの種類に注意
現時点で発売されているのは「U型/角型レール」用のもののみ。
最初はクラウドファンディングでの出資からのスタートだったのですが、その時はほかのタイプも選べたのでもうすぐ購入できるようになるかと思います。
それぞれの種類、および詳細は以下から確認してください。

開封
写真でいう右上が本体です。片側は取り付けのために外された状態で入っています。
本体ののほかには説明書類、充電用のUSB-Cケーブル、クリップ。
クリップは両開きのカーテンをつなげて片開きにするためのものです。
本体はくっつけたらダメ
本体の片側が外れているのでくっつけてしまいたくなりますが、まだダメ。
ちなみにすでに手遅れなやつもいるらしいっすよ?
もちろん、外せばいいだけの話なのですが、これだけ強調して言うのには理由があります。
それは取り外し用のボタンがめちゃくちゃ固いということ。
セットアップ
ペアリング
「SwitchBot」アプリをダウンロードします。

「SwitchBotカーテン」をペアリングするにはアカウントを作成する必要があります。
アカウントはかなり簡単に作れるので手順に従って作成、ログインします。
ログインが完了したら右上の+をタップし、一覧から「カーテン」をタップ。
取り付け
ペアリングが完了したら、アプリ側の手順に従って取り付けしていきます。
カーテンレールからカーテンを片側一つだけ外します。
この留め具とカーテンの間に取り付けます。
本体の上部がレールと直角になるようにして差し込み、90度回してひっかけます。
片側の外れた部品も同じように取り付け、ここでやっと合体させます。
これで本体の取り付けが完了したので、カーテンを元に戻しておきます。
このようにカーテンを取り付けすればきれいに隠れます。
多少当たっていてもOK
私のカーテンレールの場合、壁枠に近すぎて本体が当たってしまっていますが、このくらいであれば普通に進んでくれます。その代わり少し音が大きくなりますが...
アプリ側で設定・微調整
アプリ側から開閉の距離の設定や微調整を行います。
これもアプリの説明通りに進めればOK。
開閉操作が可能に
これでとりあえず「SwitchBot」アプリからの操作が可能になります。
AIアシスタントとの連携
さらに追加で設定を行えばGoogle アシスタントなどでも操作できるようになります。
設定方法については公式ページにてわかりやすく解説されているのでそちらを参考にしてください。
・Google アシスタント(Google Nest hub)との連携設定
SwitchBot カーテンをソーラーで充電不要にする
SwitchBot カーテンはバッテリー駆動で、一回の充電で約8か月動作するようですが、できればこういうデバイスは充電不要なほうがいいですよね?
実はそのためのソーラー充電のオプションもバッチェ用意されています。カーテンはほとんどの場合日の当たるところにあるので、ソーラーを取り付けすれば充電不要で動作させることができます。
ソーラーを開封
内容はソーラーパネル本体、カーテンに取り付けるためのマジックテープ、説明書。
取り付け方法は2種類
様々なカーテンに対応するため、取り付け方法も2種類用意されています。
本体に直接取り付け
ソーラーパネルの裏側を見ると、直接USB-Cコネクタが生えているので、本体に直接取り付けできます。
※私の環境では干渉してしまうので逆向きに取り付けています。
パネル裏側のひっかけを上部に取り付けてから、軽く下に引っ張ってType-Cコネクタを接続すればOK。
マジックテープでカーテンに取り付け
私の環境のように、直接取り付けてしまうと太陽の光が当たらないなどの場合はこちらの方法で取り付けできます。私の場合、コネクタも壁に干渉したので、SwitchBotカーテンを逆向きに取り付けてから取り付けしました。もちろん、この場合はアプリで設定する際は実際とは逆向きに設定する必要があります。
実は、ソーラーパネルの裏のパネルは開くことができ、そこにケーブルが収納されています。これを取り出して本体に接続し、ソーラーパネルはマジックテープでカーテンに取り付けします。
マジックテープは裏面の3箇所に張り付け。
コネクタを本体に接続。ソーラーパネルはカーテンの陽が当たる部分に取り付け。
私のカーテンの裏にはマジックテープがつかなかったので、マジックテープの土台を張り付けて無理やり取り付けました。
アプリで充電状態を確認可能
SwitchBotアプリからカーテンの「設定」→「ファームウェア & バッテリー」から状態が確認できます。
時間がなくて夜の状態です。もちろん陽が照っていないので充電されていない状態。
できること
スイッチで操作
このようなシンプルなスイッチも用意されています。2つのスイッチが用意されていて、開閉操作が可能。
初期設定さえ済ませておけば、スマホがなくても操作できるようになります。
スケジュール機能(アラーム)
特定の時間に自動開閉が可能。曜日も指定できるので本当にアラームのように設定可能。
用途があるかはわかりませんが、「50%だけ開ける」みたいな設定もできます。
光センサーで開閉
現在はベータ版とのことですが、本体に内蔵されたセンサーで明るさに応じて開閉させる設定ができます。
私のように逆向きに取り付けている場合は使用できないので注意です。
温度計と連携
SwitchBotシリーズの温度計との連携も可能。
「気温が下がったらカーテンを開けて太陽の光を取り込む」みたいなことも可能なわけです。
AIアシスタントで操作
もちろん、Google アシスタント、Apple Siri、Amazon Alexaの3大AIアシスタントに対応。マイナーなLINE Clovaにも対応してます。
IFTTTで連携
「IFTTT」は、マクロに近いサービスで、様々なスマート機器やサービス、SNSまでとにかくいろいろなものを連携させられるサービスです。可能性は無限大。

まあ使ったことないんですけどね、初見さん。
カーテンの可能性を最大まで引き上げてくれる
いままでカーテンをスマート化するデバイスは(おそらく)出ていないのでこれが初だと思いますが、できることを全部やってくれたように感じますね。正直これ以上なにか求めるものはあるか?と聞かれたら答えられないです。
値段はそこそこするので、明確な用途がないのであれば正直コスパ微妙です。
が、私のようにスマートホームに憧れている方なら、一番目に付きやすいカーテンのスマート化はかなりロマンを感じるはずです。現在プライムデーセールでかなり値下がりしているのでチェックしてみてください。
目覚まし用途ならシーリングライトも
こちらは私が使用しているシーリングライト。これも自動点灯機能で「光目覚まし」が可能です。
こちらは時間や季節関係なく明るくできるので、SwitchBot カーテンと併用すればより効果的になります。

コメント欄