ついにx722のqfilが掘り出され、復旧ができるようになりました。
今回見つかったQFILはおそらくメーカーのテストROMのようですが、復旧自体は問題なく可能でした。ただ、内部ストレージの容量がおかしいので、それの復旧方法も記載しています。
用意するもの
・文鎮(Le Pro 3 Elite)
・USBケーブル
・Windowsパソコン
ダウンロードするもの
以下の4つをWindowsパソコンにダウンロードします。
・FlashOne
・Qf722.zip
・Update.zip
・TWRP
手順
FlashOneの準備
FlashOneのみ、解凍します。
その中の「main.exe」を起動します。
起動したらこのようになります。
ひとまずこのままにしておきます。
文鎮をEDLモードにする
この時点でUSBケーブルでパソコンに接続しておいても構いません。
その状態で、音量ボタンのプラスとマイナスを両方押しながら電源をONにします。
すると、PC側でスマホを認識するはずです。
(スマホの画面は真っ暗なままです。)
FlashOneでQFILを焼く
先程起動したFlashOneの設定を選んでいきます。
以下のようにそれぞれ選んでください。
Flash Type:Qualcomm - flash dead phone
Select Device:「Refresh」をクリックすると 、デバイスが認識されます。
Flash File:先ほどダウンロードした「Qf722.zip」を選択
完了後、ケーブルを取り外し、起動すると、以下のようなROMが起動します。
見るからにテストロムですね。
テストロムのせいか、内部ストレージ容量がおかしくなっています。本来は20GBほど領域があるはずです。
公式ファームを焼く
ダウンロードしておいた「Update.zip」をLe Pro 3 Eliteの内部ストレージにコピーしておきます。
MTPモードで認識しない場合はUSBデバッグを無効化しましょう。
以下はUSB接続時に表示されます。
このとき、フォルダ等ではなく、内部ストレージに直接コピーします。
あとは、電源をOFFにし、音量プラスを押しながら電源を入れ、リカバリモードを起動します。
そして、上の項目にチェックが入っていることを確認して、右下のボタンをタップするとファームウェアの上書きが始まります。
終わった後起動すると、容量自体は認識できているのですが、パーティションがおかしいようです。
TWRPを起動してdataをフォーマット
fastbootモードは音量マイナスを押しながら電源ONで起動します。
fastboot boot (twrpのファイルパス)
「Wipe」→「Format Data」→「yes」と入力しEnterという手順で完了です。
これで完全に元通りになったはずです。
TWRP焼いてROMを焼くなりなんなり
あとは普通にROM焼くなりそのまま使うなりなんでもOKです。
以前よりも対応ROMの種類が更に増え、Android9.0ベースのものも出てきているので、更に遊べそうです。
私はひとまず、以下のTWRPとROMを焼きました。
TWRP
ROM

ソース
今回のQFILファイルは以下のスレッドのzipファイル内より抜き出したものです。

コメント欄