超低価格、(タブレットにしては)高性能、大容量バッテリーなど非の打ち所がないタブレット「Mi Pad 4」が発売されたので購入してみました。
Mi Pad 4にはいくつかモデルがありますが、今回は一番安いWi-Fiモデルの32GB/3GBを選んでいます。
ちなみに後述しますが、今回Aliexpressから購入したこの端末は、本来存在しないはずのMIUI9 Global版が搭載されていました。
スペック
かなり古い機種になりますが、画面サイズが同じで、当時の値段が32GB/3GBのモデルと同じくらいの「Qua tab PX」との比較です。いかにコスパがいいかわかるかと思います。
機種 | Mi Pad 4 | Qua tab PX |
OS | Android 8.1 | Android 6.0~7.0 |
ディスプレイ | 8インチ 1920*1200 ※角丸 | 8インチ 1920*1200 |
CPU | Snapdragon 660 | Snapdragon 617 |
大きさ | 200.2 x 120.3 x 7.9 mm | 124 × 211 × 7.8 mm |
重さ | 342.5 g | 約310g |
バッテリー | 6,000mAh | 4,800mAh |
RAM | 3GB/4GB | 2GB |
ストレージ | 32GB/64GB | 16GB |
カメラ | アウトカメラ:1600万画素 インカメラ:500万画素 | アウトカメラ:500万画素 インカメラ:500万画素 |
ネットワーク | Wi-Fi: 802.11 a/b/g/n/ac Bluetooth 5.0 ※LTEモデルのみ | Wi-Fi: 802.11 a/b/g/n/ac Bluetooth 4.2 ※au LTE対応、ただしVolte SIMのためSIMロック解除必須 |
その他特徴 | MicroSDスロットあり GPSあり(※LTEモデルのみ) Project Treble対応 | IP6X(防水・防塵) MicroSDスロットあり GPS対応 |
モデルと価格 | ※Aliexpressでの「黒色」の最低価格 Wi-Fi 32GB/3GB:19666円 Wi-Fi 64GB/4GB:25882円 LTE 64GB/4GB:28369円 | ※現在のAmazonの最低価格 新品:13500円 中古:8830円 |
開封
パッケージ・外観
箱はこんな感じ
本体の外観はこんな感じ
外観はMi Pad 3のとき(iPad miniクローンと呼ばれたほど)ほどではないですが、iPadを意識している感じです。
端子はType-Cで、スピーカーは下部に2箇所ついており、一応ステレオのようです。
上部にはきちんとイヤホンジャックもあり、左側面にはMicroSDカードスロットがあります。ただし、LTEモデルと共通の仕様のため、MicroSDカードスロットはSIMピンを使用して開ける仕様です。
付属品
付属品は
・各種説明書、保証書
・SIMピン
・USB to Type-Cケーブル
・充電器(日本でも一応使用可能)
です。
充電器は5V2Aのもので、QuickChargeにも非対応です。
また、このタブレット自体もQuick Chargeには対応していないようで、QuickCharge対応充電器でも充電は遅めです。大容量バッテリーなのでここはかなり重要な部分だと思うのですが少し残念です。
OSはショップROM?
Aliexpressの以下から購入したのですが、変わったROMが搭載されており、ブートローダーもアンロック済みでした。
しかも、おまけでノングレアのフィルムが張ってありました。タブレットにノングレアというのは選択肢が少ない&貼るのが面倒なのでとてもありがたい。
OSはAndroid8.1ベースの「MIUI9」
本来はChina StableというGoogleサービスが一切履いていないOSのはずなのですが、、、
端末情報は取り忘れたのですが、5chに同じバージョン搭載のものが報告されているのでこちらを御覧ください。
403 Forbidden
ショップは自前でビルドしたのか、それともXiaomiからのリークなのか、それともTrebleを活かして他の機種から移植したのか。

個人的にありそうなのが、Mi8あたりからsystem.imgを持ってきて焼く→build.propあたりの端末情報を書き換えて終わり!閉廷!解散!
ちなみに、初期設定直後は動作が結構重かったりした(特に戻る等の操作をジェスチャーで行う操作はとても重かったです。)のですが、1~2時間程度使用しているとそこそこ快適に動いていたので使おうと思えば使えそうです。ちなみにアップデートの項目自体は残っていました。
質問はなんでもどうぞ!と言いたいところですが、もうバックアップもせずにROMを書き換えてしまったのでこのROMに関する質問には答えられないです。(スクショも撮っていましたが手違いでフォーマット)
Antutuスコア
※この記事の方法でAICPをインストール済みです。TrebleROMなので、パフォーマンスの低下等はないと思いますが一応。
これが$200。
ちなみに、こちらのサイトによるとMediapad m5は「178451」とのことです。流石にココらへんには勝てないですが、このスコアならPUBGなどもある程度快適に遊べます。
むしろ、SnapdragonシリーズなのでKirinよりはゲームのパフォーマンスだけで言えば上かもしれません。
そして、2014のハイエンドタブレット「Xperia Z4 Tablet」はSnapdragon810ですが、スコアはこちらのサイトによると「109491」ということで、Mi Pad 4のほうが余裕で高いですね。
Z4 tabletって海外通販(Expansysなど)の在庫処分セールでも5万を切らないくらい高かったんですよね...
バッテリーはすごい
画面輝度60%程度、Wi-Fiオン、バッテリー15%の状態で「PUBG Mobile」を遊んでみました。
実際に遊んでいると、最初のマッチングやヘリコプターから降りる瞬間など、思うシーンでカクつくことはあるものの、十分遊べました。
2キルしたあたりで倒されてしまったので、プレイ時間は9分でしたが、バッテリーは3%の消費でした。
9分で3%というとかなり多く感じるかもしれませんが、CPU、GPUともにフル稼働した状態で、画面もそこそこ明るい、更に常に通信を行っている状態なのでかなり負荷の大きい状態で1%あたり3分とすると、満充電の状態からは300分、およそ5時間ぶっつづけで遊べることになります。
普通のスマホ、例えばMi MIX 2sだと2~3時間が限界(LTE接続があるので不利というのもあります)なので6000mAhの大容量バッテリーがいかにすごいかおわかりかと思います。
確実に”買い”の最強タブレット
値段が安いことはもちろん、それにいい意味で見合わないスペックや手触り。
そして、はやくもTWRPや、安定したTrebleROMが焼けるなど、今まで買ったタブレットのなかでも特に満足度が高いです。
タブレットがほしいという方の中でも、カスタマイズの知識を持っている方や海外通販に抵抗がない方にはとてもおすすめできる逸品です。
また、つい最近Mi Pad 4 Plusという10インチモデルも出たのでそちらも合わせて検討してみてください。
購入リンク
このリンクはGearbestの購入リンクです。
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